我慢して使えば使えない事はないが、そのうちfork(新しいアプリケーションの立ち上げ)が失敗したりして、色々面倒な事になったりする。
そういう時は「現在非使用中(Inactive)メモリ」が幅を効かせている場合がある。この現在非使用中(Inactive)メモリの量をチェックするには、「アクティビティモニタ.app」がお手軽。円グラフの青い部分がそれだ。コマンドラインで[/usr/bin/vm_stat]コマンドを使って知ることもできる。但し、数値がページ単位なので、わかりづらい。
常套手段としては、リブート…というのはさておき、「ディスクユーティリティ.app」でシステムディスクを選択して、「ディスクアクセス権を修復」をやる(あるいはコマンドラインで[sudo /usr/sbin/diskutil repairPermissions /]コマンドを使用する)と良い。
他にはコマンドラインで[/usr/bin/purge]コマンドを使うという手もある。これはかなり綺麗に Inactiveメモリを掃除してくれるが、それ故に直後のマシン全体のパフォーマンスが落ちる。まるで起動直後のような感じ。しばらく使っていれば元に戻る。
repairPermissionsやpurgeコマンド、どちらをやっても、/var/vm/swapfile* は減らないようだ。リブートすれば /var/vm/swapfile* も消えてくれる。
/var/vm/swapfile* が増えると、やはりマシンのパフォーマンスは落ちがちだ。また、システムディスク(スワップディスク)の空き容量を充分に空けておかないと、swapfileすら作れなくなり、システムの動作は不安定になる。ディスクの空き容量がシステムの安定性に貢献する、という話はあまり直感的ではないかもしれないが、割と重要。
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